2019年7月3日ブログ「98%の可能性」

令和元年、おめでとうございます。5月になりました。空気が暖かくなり、日差しは眩しいほどに強くなりましたね。虫や鳥の鳴き声に、早くも初夏の到来を感じます。

先日、NHKでDNAについての特集番組をやっていました。とても興味深い内容を扱っていました。ここ数年でこれまでの常識を覆すようなDNAの発見がされたそうです。今回は私たちの体にも秘められた驚異のDNAの世界について書いていこうかと思います。

これまで、我々人間の細胞内に搭載されたDNA情報の中で、使用されている部分はわずか2%程度というのが常識でした。このたった2%がいわゆる「人間の遺伝子」と呼ばれるもので、残りの98%については使い道のないいわば「DNAのゴミ」とされており、ジャンクDNAと呼ばれていました。
ところが、これまでは一切、研究されることのなかったこのジャンクDNAが昨今、にわかに注目を集め出しました。このジャンクDNAはゴミどころか、「才能」「容姿」「性格」「骨格」「病理耐性」「アレルギー耐性」など、膨大な量の遺伝情報が書き込まれた「トレジャー(宝物)DNA」であることが判明したのです。

人間が普段使用している2%のDNAは、いわばスイッチがオンになっている状態で、残り98%のトレジャーDNAはその作動スイッチがオフになっている、未使用の機能のようなものであるとされています。つまり、スイッチがオンになりさえすれば、眠っていた才能が目覚めると言うこと。驚くべきことに、この本来眠っているはずのトレジャーDNAのスイッチは、繰り返しの反復訓練や練習により、目覚めさせることができる、と言うのです。そして、特別な誰かではなく、我々一般人の皆の中にも98%のトレジャーDNAの中にものすごい才能が秘められていて、それは努力によって目覚めさせることが出来ると。

人間には本当にすごい可能性があるのだな、としみじみ感心した番組でした。