暖冬の小牧から

こんにちは、ハートフル・ステイションです。暖冬ということで、冬にしては暖かい日が続いております。冬が到来しましたが、ハートフル・ステイションの周辺の田園はまだ秋の風情が残っています。川辺にはまだ秋草が立ち並び、木々は紅葉のために鮮やかに色づいています。南外山町では畑の中にいると車の音がしないためか、鳥の鳴き声ばかりが聞こえており、非常にのどかな風情に満ちています。小牧市は愛知県の北寄りに接しているので、遠くに目をやると遠方の山々が遥かに連なっているのが、景色の果てに見えるのです。田園風景の彼方を美しく飾る、見事な連峰。そこに壮大な雲が空高く重なり合っています。

小牧はかの織田信長が初めて建築した城下町の存在したところでもあり、町の中心にそびえる小牧山からは信長にまつわる数多くの物品が出土し、信長が若き日に闊歩した歴史を持ちます。小牧の長閑な風景の果てには、遥かな隣国の山々が連なっています。天才的な若き野心家は、この山々を見てきっと遠国への進出の情熱を抱いたことでしょう。時は違えどかの信長と同じ空を眺めていると思うと、気持ちが高揚するのを禁じえません。青年のような若き夢や情熱が胸に満ちてきます。

目先のことに目を奪われがちな日常、ふと偉人が見上げた空を仰ぐと、心が晴れ渡るような気持ちになります。夏のむせ返るような青い空も美しいですが、冬のどこまでも澄み渡るパステルカラーの空色も、また良いものです。日本の片隅にある田園の中、今日もまた、ハートフル・ステイションでは平凡な午後の一日が、穏やかに過ぎ去っていきます。